【HR】小さな会社の採用に【Googleしごと検索】

4月、多くの企業にとって新年度が始まるこの時季。昨年、苦労してようやく採用した新卒の新入職員が多く入社する時季でもあります。多くの人事担当者にとって、この後GW、しかも初の10連休により、早くも退職する新入職員がでるのではとドキドキする時季でもありますね。

中小企業にとって、離職者を減らすことと並んで重要なのは、やはり少子化により労働力人口が減少していくなかでの採用ではないでしょうか。新たな在留資格、「特定技能」も注目されていますが、採用に多くのコストを掛けてもなかなか集まらない、何とか集めてもこんな程度の人材しか集まらないのかと役員に怒られるというのが人事担当者の現状でしょう。

今話題のHR。採用に悩む人事担当者必見です。

小さな会社の場合、求人情報サービス(HPや求人誌等)にお金を掛けても、問い合わせすらこないということもめずらしくはありません。ハローワークも同様ですが、逆に、問い合わせが多い時でも、ハローワークは公共の機関という性質上、どうしてもミスマッチも多く、断ることが大変であったりします。

そんな会社にオススメの注目HRテクノジー「Googleしごと検索」です。

Google Japan Blogリンク→Google しごと検索で、仕事探しをもっとスムーズに!

まず、このサービスは無料という点(間接的にGoogleに広告料払っているかは別として)。

これまでは、求人サイトに掲載し、掲載料やクリック課金を支払う、求人誌に掲載料を支払うというスタイルが一般的でしたが、自社の求人サイトを「Googleしごと検索」に掲載されるように、「構造化データ」をHTMLに追加すれば、Google検索するのと同じように、仕事を探している人がGoogleが収集した求人情報を検索できます。

このサービスはまだそれほど知名度アップしていませんが、パソコン所有率が下がり、スマホでググるのが当たり前の世代を採用したいのであれば、使わない手はありません。HPで「SEO対策」というのがありますが、近々「Googleしごと検索対策」という仕事が増えるのではないでしょうか。

求人専用のページを作るのであれば、フォームを作ったほうが便利かと思いますが、小さな会社の場合、それほど多くの種類の求人を出すわけでないでしょうから、その都度HTML直打ちで良いのではないでしょうか。 なお、自社の求人サイトに構造化データを追加できない場合は、これまで通り「Indeed」等の求人サービスを利用すれば自動的に「構造化データ」を作ってくれます。

HRテクノロジー導入を検討している会社も多いかと思いますが、小さな会社の場合は費用や運用等を考えると、まずは「Googleしごと検索」から始めることをオススメします。

もちろん、何をやっても最終的に御社の魅力が無いと、いくら求人を出しても応募すらありません

今は、昔と違って、紙のファイルで求人情報を集める時代ではないので、賃金額や所定労働時間、休日等が、求職者のニーズに合っていなければ、御社がネット上でヒットすることさえありません。つまり、御社の存在すら知られないということになります。