【令和7年度労働・社会保険料】令和7年度保険料・年金額等
雇用保険料率
厚生労働省リンク→雇用保険料率について
※前年度から下がりました。
給与からの控除は、4月労働分(翌月支給の会社だと5月支給分)から行いましょう。
労災保険料率
厚生労働省リンク→令和7年度の労災保険料率について
※令和6年度と同額です。
健康保険料率(協会けんぽ)
全国健康保険協会リンク→令和7年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます
最も低いのは沖縄県の9.44%、最も高いのは前年同様佐賀県の10.78%となりました。全国平均は10%となっています。
保険料当月徴収の場合は3月から、翌月徴収の場合は4月の給与から新しい保険料率となります。雇用保険料とは違い、給与支給日ベースとなります。
※介護保険料率は1.59%
※こども・子育て拠出金は0.36%
※組合健保は該当の健保にお問い合わせください。
健康保険・厚生年金の保険料額(協会けんぽ)
全国健康保険協会リンク→令和7年度保険料額表
保険料当月徴収の場合は3月から、翌月徴収の場合は4月の給与から新しい保険料となります。なお、厚生年金の保険料率に変更はありません。
国民年金・厚生年金額
厚生労働省リンク→令和7年度の年金額改定について
令和6年度の年金額は、前年度より新規裁定者、既裁定者ともに2.7%の引き上げとなっています。
新規裁定者・既裁定者の年金額
月 額 | |
国民年金(満額の場合) | 69,308円 |
厚生年金(標準的なモデル世帯) | 232,784円 |
主な年金額(年額)※既裁定者・既裁定者ともに
年 額 | |
老齢基礎年金 | 831,700円 |
障害基礎年金(1級) | 1,039,625円 |
加算額(第2子まで) | 239,300円 |
加算額(第3子以降) | 79,800円 |
障害厚生年金3級の最低保証額 | 623,800円 |
国民年金保険料額
月 額 | |
令和7年度 | 17,510円 |
令和8年度 | 17,920円 |
※2年前納ができるため、翌年度の保険料額が発表されています。
国民年金保険料の前納額
口座振替(△は割引額) | 現金またはクレジットカード (△は割引額) |
|
6ヶ月前納 | 103,870円(△1,190円) | 104,210円(△850円) |
1年前納 | 205,720円(△4,400円) | 206,390円(△3,730円) |
2年前納 | 408,150円(△17,010円) | 409,490円(△15,670円) |
※クレジットカード会社のポイント還元率によりますが、数年前まではクレジットカード払いで2年前納が一番お得の可能性が高かったです。現状は、単に口座振替での2年前納が一番お得ではないでしょうか。なお、前納申し込み締切日は、1年以上の前納は2月末、6か月前納は2月もしくは8月末となっています。
最近、クレジットカード会社各社のポイント還元が改悪されています。クレジット決済できたとしても、ポイント付かないなんてことも多いので、注意が必要です。なので、単に口座振替のほうがお得なことが増えてきました。
にしても、値上げの波は保険料にまできていますね。
在職老齢年金
支給停止調整開始額 | 51万円 |
※令和4年度に制度の見直しが行われました。働き損を減らし、積極的に60歳以降も働いてもらう施策となります。年々アップして、年金を多くもらえるのは良い反面、その分給与も働いて増やしてねということなのでしょう。