いよいよ新年度。新たな希望に燃える新社会人も多いことでしょう。昨日のニュースを見ていても多くの企業・団体の入社(職)式の様子が放送されていました。あの過労自殺で有名となった大手広告代理店も含まれています。

 社長や採用担当者等から「働き方改革」を踏まえ、新人を優しく迎い入れる話をされていますが、これは単純に「超売手市場」だからという理由です。内容はともかく、街を歩いていると求人が溢れているのがわかります。

 平成26年の労働力人口は6,598万人。厚生労働省、職業安定業務月報によると平成29年1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.43倍と右肩上がりで推移しています。この辺りはダイバーシティ・マネジメントと関連しますが、優秀な大学新卒男性はもはや希少種であって、さまざまな人材を集め、いかに辞めさせないかということが企業に求められるのです。これから先、経済的な面からの倒産というより、採用できないことによる企業存続が問われる時代となっているからでしょう。また、若者の意識も「やりがい」から「残業が少ない」会社にシフトしている点も見逃せません。猛烈社員の先輩が離職率を高めることもあるので注意しましょう。